僕は先生を愛してます

「うん・・」



「なんか嬉しいよ!」

「え?」


「あれ以来、なんか聖夜恋愛に距離置いてたじゃん?だから・・」





「俺も・・もう一生人を好きになる事なんてないと思ってた・・」













***************












バタン。








午後10時。


翔太と別れて帰宅。





いつもと同じベッドに倒れ込む。






「だから・・あの時・・」






七海とのSEX。






僕の体は反応しなかった。







“和泉”の事が気になっている時にも、確か同じ事が起きた。




“和泉”の事が好きか自分でもわからない時、ムシャクシャした気持ちで違う女を抱こうとした。


だけど、反応しなかった。


昨日と同じだ。





・・好きなんだ。




・・と実感する。




・・先生・・・・




・・愛してる。



・・だけど




・・怖いんだ。






・・また大切な人を





 失う気がして―・・。
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