あなた

流れ星

「あのね……」

すると、涼介は

あたしの声を

かき消すように

「俺さ、歌歌って
いいかな?」

「え……うん。」

なぜか涼介はベンチ

の下からギターを

出した。

そして歌を歌った。

「愛してるなんて
大好きだなんて
恥ずかしくて言え
ないけれど、歌に
すればキミにも
伝わるだろう。」
< 24 / 58 >

この作品をシェア

pagetop