神様からのギフト

彼との朝



***


ジリリリと意識のどこか遠くで目覚まし時計が鳴っている。


ああ、もう朝か。

早く起きなくちゃ。




あれ、何だかくすぐったい。

頬っぺたの辺りがふさふさする。


気持ちいいー。



むにゃむにゃ。













てか私抱き枕なんて買ったけ?


……いや、違う。

抱き枕じゃない。

これは、この感触は……










……猫耳。


「っ…………!!!!」





ぎゃーっ、という乙女にはあるまじき雄叫びが朝の楠家に響き渡った。
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