冬物語


あたしが笑ったことにも吃驚している様子だった。





「!!」

気がつくと、目の前にいる女子数人涙目になっている。




「なんで言ってくれなかったの!!」


「そうだよっ!」


「私ら何も知らなくて・・っ」




予想外の反応で目を見開くしかない。




「教えてくれてたら・・何か私らだって協力できてたかもしれないのに・・」





あぁ



ほらやっぱり・・・




ちゃんと伝えてよかったって思う。





しゃべれなくても、伝える方法はいくらだってある。









「・・・わ、悪かったな!」






そう聞こえてきて、声の方を向くと、男子たちがいた。





まさか謝罪の言葉が出てくるなんて思っていなかった。
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