メイドなあたしとイジワルご主人様。

病院

病院に着くと、夜間入り口から中に入った。

待合室っぽいとこに、30代くらいのワイルド系の男の人がいた。


裕介のケータイを握り締めてる。

「あ、の。裕介は…?」


そう声をかけると、男の人は振り向いた。

「楓さん…ですか?」


こっくり頷くと、頭を下げられた。
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