メイドなあたしとイジワルご主人様。
第5章―どんなに離れても―

突然の話

Side.yu-suke


ある日突然、俺は父さんと母さんに呼び出された。


それは、夕食を食べて、いつも通り楓と楽しく過ごしていたとき。

清さんに声をかけられた。

「裕介坊ちゃん。奥様とだんな様がお呼びです。至急私室へ。との伝言を預かってまいりました。」


楓は笑顔で

「いってらっしゃい。」


と手を振ってくれた。
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