鳥籠の華




――ドクンッ




サンの涙にほんの少しの動揺を見せたファイ




――全部…、全部…。




壊れてしまえばいい。



その身体も



その甘美な唇も



その心も――――…




君もいつかいなくなるのなら……




…だったら俺が奪うだけだ。




「―――っいやぁぁ!!!!」




広く静かな部屋に



サンの悲鳴が響く…



サンは少ないながらも全力の力を使い



ファイの腕の中からやっとの思いで逃れた






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