鳥籠の華



「…バルド」


「はい…」



ファイに呼ばれて返事をすると


ファイは悲しそうに笑いながら言った




「…少し、一人にしてくれないか……」



そう言い、ソファーに横になった




「…わかりました」



バルドはただそれけを言って部屋を出た




――心の中で申し訳なく思いながら…





< 173 / 205 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop