シングル・シグナル・ナイト。





やがて、一志が眼を開けると、そこには一つの自転車と旅行の荷物。



電車の切符もあった。




光の街に一人。





きっと、ここは地獄だろう。




優しい地獄に堕ちたんだ。



「……………」



一志は、息を吐いてペダルを強く踏み込んだ。









宛どない旅が始まる。





ただ、ここで終わる。





< 19 / 19 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

表紙を見る 表紙を閉じる
最近、みんなが調べてる単語の要素。 先生 執事 不良 幼なじみ 俺様 こうなったら……全部詰め込んでやらぁ! 濃縮還元100%・重量超過的ラブコメ! 見切り発射でGO! オチも何も決めてない……
悪逆の檻
へげる/著

総文字数/29,414

ミステリー・サスペンス86ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
残酷で  救いようのない話。 残忍で  目もあてられない話。 読みたいのなら、  どうぞ、ご自由に。 ここから先は、  『自己責任』になります。 あ、なんかミステリ・サスペンス部門の8位になってました。 感謝いたします。 と、喜んだけども、 このジャンルのランキング停滞してるから、 あんまり嬉しくなかった。 あ、感謝はしてます。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop