゚+。魅惑のLips〜甘い罠〜。+゚




「やっぱりショックだな…」



あんなところ見ちゃったらもう…ね…



でもそんな簡単に忘れることなんてできないし…


でも…





頑張れないよ〜……





「うぅ〜…愛結〜…」





あたしは今の心境を愛結に伝えようと携帯をカバンから取り出そうとした。






けど…






「……あれ?携帯ない!?」




嘘っ!?どうして!?




「なんで!?」



あたし確かにカバンに入れたよ!!






バサバサバサ!!





あたしはカバンをまっ逆さまにして荷物を全て出した。





「はぁ〜…無いし…」



どこに落としちゃったんだろう…!?







「もうやだぁ…」




携帯落とすし潤先輩のあんなとこ目撃しちゃうし…




今日は厄日だ……













ご飯を作る気にもなれず、あたしは私服に着替えるとすぐ、寝室にこもったのだった。



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