日直当番
キーンコーンカーンコーン…
遂に放課後がやってきた。
SHRが終わったあと、教室からぞろぞろと人が出て行き、最終的に私と進藤くんだけになってしまった。
教室はしんと静まり返り、1分ごとに聞こえる時計の長針の音がいやに大きい。
早く日誌を書いて帰ろう。
進藤くんと関わるのはもうごめんだね。
黒板を消している彼の背中をじとーっと見つめた。
その瞬間、いきなり進藤くんはこっちを振り向いたのでドキッとした。
「な、何さ」
「それはこっちのセリフです。妙な視線を感じたので」
遂に放課後がやってきた。
SHRが終わったあと、教室からぞろぞろと人が出て行き、最終的に私と進藤くんだけになってしまった。
教室はしんと静まり返り、1分ごとに聞こえる時計の長針の音がいやに大きい。
早く日誌を書いて帰ろう。
進藤くんと関わるのはもうごめんだね。
黒板を消している彼の背中をじとーっと見つめた。
その瞬間、いきなり進藤くんはこっちを振り向いたのでドキッとした。
「な、何さ」
「それはこっちのセリフです。妙な視線を感じたので」