大好きな君へ最後の贈り物を



夜に、徹夜してクッキーを作って寝た。








〜朝〜





「わぁーちちこくだー。ラッピングまだだよー(泣)」

「あらあら、まだ7時よ。出発は8時でしょー。」


「でも、準備は1時間以上かかるょー」


「しょうがないなーお姉さんが、手伝ってあげるから。」


「ありがとぅーー。」


「はいはい。お母さん、ごめんだけど、ゴムとくし取って!」


「はいはい。忙しいわね。」


「うん。顔洗ったら椅子に座ってよーわかった?春」

「はーい!」







50分後・・・




「出来たー」


「ありがとぅーー」


「もうすぐくるでしょ!泣かないの!」


「はい。」


「ピーンポーン♪」


「ほら、来た!」


「いってきまーす」








「お待たせ 春」


「ううん。ちょうどいい。優?」


「ん?何?春」


「はい。クッキーだよ!」

「えっ!あありがとう!」

「どういたしまして」


「じゃあ春。こっち向いて。」


「ん?はい。」


「・・・はい!ネックレスだよ。可愛いね」


「ありがとう!」


「もうすぐで、空港着くよ。」


「うん。」


「少しの間だけだからな
浮気すんなよ。」


「うん。優もね。」


「うん。」





〜空港〜



「じゃあ。そろそろ行くわ。」


「・・・うん。」


「いってきます。」


「いってらっしゃーい」














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