大好きな君へ最後の贈り物を
過去
〜亜稀〜



優は、最初は優しかった。私はそういう優みたいな優しい人が好き。だから私には優が必要だった。






昔から体が弱く、あまり友達ができなく、いつも春といた。中学も。だけど、春とクラスが離れて、私は不安を一気に感じ、過呼吸を起こした。その時、助けてくれたのが優だった。



優は優しい。


「ビニール袋に息を入れて、ゆっくり深呼吸するんだ。」


「すうーはあ すうーはあ。」


「うん。もう大丈夫。名前は?」


「私?私は、山里 亜稀。」


「体弱いんだ?俺は橋本 優。よろしくね 亜稀ちゃん」


「うん。昔から弱くて・・・こちらこそよろしく 優君」


「同じクラス?」


「あっうん多分。」


「じゃあなおさらよろしく」

「うん。」


「じゃ行こっか」


「うん。」


「ありがとうね」


「どういたしまして」


















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