鬼畜な俺様執事


朔夜はバイクのエンジンをかけ、後ろの私に言った。



「行くぞ。俺の腰に手を回せ」



手を回す……?



私は、バイクの音でよく聞こえなかったフリをした。



無言で私の両手を掴み、腰に手を回させた。



体が密着する。



朔夜の体温が、私に流れてくる。

< 105 / 385 >

この作品をシェア

pagetop