鬼畜な俺様執事


雅は朔夜を伴って帰って行った。



朔夜は去り際にそっと

「ごめん」

と言った。



私は朔夜の「今はまだ」を信じるしかない。



いつか、きっと。



ううん、必ず。



そう信じるしかない。

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