鬼畜な俺様執事


「何かって……?」


「それは綾香次第。

俺の出した条件が気に入らなけば、

俺の気に入るような条件を、綾香が提示する。

だいぶ譲歩してるぞ?」



漠然としかわからなかったが、私に失うものなどない。



唯一失いたくないものは



朔夜さんなのだから。



< 98 / 385 >

この作品をシェア

pagetop