担任王子

『愛華、おいで。』


………。


『じゃあ俺が寂しいからちょっとだけ仕事付き合って。』


先生はあたしを膝に座らせ後ろから…


あたしを抱きしめながら書類を書いている。


先生はお見通しなんだ。


あたしが一緒にいたいなんて言えないこと。


『よし終わった。』


『愛華、ありがと。』


あたし何もしてないけどあたしの頭をなでてくれた。


『愛華、一緒に寝よ。』


先生の言葉が嬉しかった。


そして…


先生と一緒に寝るベットは暖かくて幸せだった。




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