担任王子

しばらくして教室で一人でいると愛華がやってきた。


『潤、お姉ちゃんから聞いたよ。』


えっ???


『アメリカ行くんでしょ?』


『なんで相談してくれなかったの?』


今にも泣きそうな愛華の顔俺見れねぇ。


『ごめんな。一人で決めて』


『でももう決めたから…別れてくれ。』


それだけ言って教室を後にした。


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