あたしの幼なじみ
みんなは
気を使ってくれたのか
病室から静かに
出て行ってくれた。
でも、今のあたしには
どうでもいい事・・・。
止まる事をしらない涙は
どんどん出てくる。
『…健人ぉッ!…』
『…ん。なに?』
『…生きてるのぉ?…』
『…ん。生きてる。
ごめんな。
俺迎えに行けなくて』
『…ううんッ!!
あたしがもっと気をつければ
良かったんだよッ…!!
ごめんなさい・・・!!』
あたしが謝りたかった事。
後悔をしても
しきれない事。