〈実話〉いつの日か…
気にしながらも毎日遊びまくってた私。

ユウに会えない時は、決まって遊びに出た。

気まぐれで、たまにユウが夜中に会いたいから家の近くに来るって来たり。

【好き】【付き合おう】なんて何も言わない

なのに会いに来たユウは私に抱きついてきたり手を繋いできたり、ホント思わせ振りな態度

私が勘違いしても無理はないって感じ…

でもユウは私でごまかしてただけだった。

ユウの中の私は寂しさをまぎらわすだけの女…


ユウの中には元カノしかいなかった…


それを知った私は、それでもいいって思った

でもユウと会わない日はユウと同じように、違う男で寂しさを消した…


ユウに気持ちがないって知っててもユウが寂しくないならって都合のいい女にだってなれた…


私は優しいユウが好きだったから…


嘘でも笑えた。

ユウは決まって帰る時に『ごめんね…』って私を抱きしめた後に頭を撫でながら言う

最初はわかんなかった

なんの『ごめんね?』

『もっと一緒に居れないからのごめんね。』

ってユウが言ってたから


素直にそれを信じて喜んでた私…

今は、その【ごめんね】を聞くたびに胸が痛い…

【ごめんね】にはユウの私への優しさを感じるから…


私に対して悪いって思ってる証拠


そんなモヤを消すために私は、また違う男に抱かれる


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