この青い空を

告白



今日は学校は休みだった。


あたしはダラダラとベッドの上で寝返りを打っていた。



〜♪



その時朝早くから着信音が鳴る。



誰だろ…



あたしはうっすらと目を開けて携帯を開ける。


『桜』という文字が表示されていた。



「もしもし」



あたしは重たい瞼を擦りながら電話に出る。



『今日ヒマ??』



いつも通りテンションの高い桜の声。



今日はダラダラ寝て過ごそうと思ってたんだけど…。



「うん」



まぁ、たまには遊ぶのもいいかな…。



『じゃあ遊ぼう〜♪十時にファミレスで!!』



そのまま一方的に電話は切られた。


あたしは急いでスエットから、私服に着替えた。


ほんのり薄いメイクをすると、あたしは鞄を手にご飯も食べないで家を出た。


時計を見ると九時五十分くらいだった。


ファミレスはあたしの家から、五分くらいで着く。


あたしは走ってファミレスに向かった。


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