チョコレートな恋人2

 「確かに二人は好きおうておる…だがトールは両親の分アトラス家に貢献せねばならぬ」
 「……」
 「キールとともに…」
 「キールさまはマルローネ家のご息女とご婚約されましたね」
 「キールは了承済みだ…」
 「キールさまは言っておられたのでしょ?トールさまにはアトラス家を背負わせるなと」


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