メガネくんと私

「………そうか。俺の役目は終わったか。」


「お兄ちゃん?」


「のん、明日…雪乃ちゃんを連れて来てくれないか?」


「えっ?」


「今度は俺が雪乃ちゃんに気持ちを伝えるよ。」



お兄ちゃんはニッコリ笑った。


「うん!わかった!!」


私はとびはねて喜びたい気持ちを抑えて、元気に返事をした。


メガネくんも優しく微笑んでいた。
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