メガネくんと私

メガネくんの突然のびっくり発言に頭ん中は大パニック!


なにも言えなくて口だけぱくぱくさせていた。


お兄ちゃんは口をあんぐり開けて固まっている。


雪乃だけが興奮しているようで、

「先生やっぱり望のこと好きだったんだね!」


と、ニヤニヤしてる。


「さぁ、どうかなぁ〜♪
まっ、とりあえず報告したし帰るわ!        ・・・・・
これからよろしくな楓お義兄さん♪」



そう言ってメガネくんは―…



チュッ



私のほっぺにキスをした。




プチッ



「許さ〜〜〜〜〜ん!!」



お兄ちゃんの声が病院中に響き渡った。
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