メガネくんと私


「おじゃましました〜。」

私とお兄ちゃんが手を振り、
雪乃が笑顔でドアをあけて出て行く。



「……お兄ちゃん!なにボケっとしてんのよ!雪乃を送って行きなさいよ!!」


「えっ?」



「最近この辺で変質者出るって知らないの?」



バタンッッ!!




私が言い終わるか終わらないかのうちにお兄ちゃんは出て行った。



やっぱお兄ちゃんも雪乃のこと好きなんかなぁ〜♪



ニヤニヤしながらリビングへ。




「…顔、やべ〜ぞ。」
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