チェリーをあげる。

昼間のテンションはどこへやら、私は急にブルーになった。



海辺デートは結局何事もなく終わり、


渡さんの言葉にショックを受けたせいか、夕飯はほとんど喉をとおらなかった。






夜。


私達は海辺でちーちゃん達が買って来たお酒を飲みながら花火をしたんだけど、


私のテンションはこれ以上ないってくらい低かった(泣)。




ちーちゃんは、




「お酒が入ると、酔った勢いでやりたくなる人もいるみたいだよ…。ここは渡さんにいっぱい飲ませなきゃ…!」




と言って、渡さんに大量にお酒を勧めていたけど、


夕方のことを引きずっていた私は、なんだか自分が飲みたい気分で、


花火そっちのけで無理矢理缶チューハイを胃の中に流し込んだ。




渡さんのひとことにこんなに悩むのも、やっぱりバカバカしいのかな…?




あー、もう…!



自分で自分が嫌になっちゃうよぉ…(泣)。
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