〇●ベリージャム●〇

「稜哉………あのね?」




ダメだ。




あたし涙出てきそう。




何かわかんないけど早くも目頭が熱い。




「っえ。なんで泣いてんだよ。」




稜哉の言葉でハッとした。





いつの間にか私の目からは涙が流れていた。




「あれ?おかしいな………泣く予定なんかなかったのに……」




「もしかして振られたの?」


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