今、気づいたの☆天使のささやき☆
 自分は「かわいくて
良い子で優等生」とい
う小さな箱に入れられ
たまま、そこから一生
出られない、その中に
居続けなくてはならな
いような、そんな閉塞
感や苦しさ、まるで、
その中に監禁されてい
るような感覚を覚えは
じめていた。

 私だってこの箱から
出たい。外の空気を吸
ってみたい。

 その小さな箱をぶち
破って、外に飛び出し
て、思いっきり自由に
手足を伸ばして深呼吸
して、大きな声を出し
て、みんなと一緒に騒
いで笑ってみたい。

 そんな思いに駆られ
るのだ。

 それは自分自身の性
格からくるものと、も
うひとつ大きな原因と
思われるのは環境だっ
た。

 自分自身の殻を打ち
破ると同時に、監獄の
ような家、厳しすぎる
専制君主のような家、
親から解放されたい。

 その思いが、大人な
るに従ってどんどんと
大きく成長していくの
だった。
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