新・私と君とのオベシャニエ
神流木葉と柚木千草
ガシャン!!!

……ガラスの割れる音。

私は半分寝ていた頭を起こし、冬の寒さに耐えながらベットから起き、音のした方に向かう。

インターホンを無視するとこうなるの?

私は、二階から一階に降りリビングの方に向かう。

千草?

私はリビングに繋がるドアを開く。

そこにいたのは……。

金属バットを持った柚木千草だった。

「木葉……朝……一緒に登校してくれるんじゃ……なかったの……?」

そう言いながら薄気味悪い微笑みを私に向け、力が抜けたように、体が全体的にだらりとした感じになり千草は俯いた。

何故このような状況になったいるか、私は昨日の千草との会話を思い出した。
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