出逢いは運命?

01~出逢い~

亜利沙side
 「中学校って大きいなぁ・・・」
 私の名前は 川島亜利沙。何処にでもいる普通の中学生だ。今日は中学の入学式!新しい出逢いがあるかなぁ~なんて思ってるんだけど残念ながら小学校のメンバーと同じだから出逢いもそんなに無い。

  そんなことを考えていると、

 「亜利沙~!こっちこっち!」

 後ろから声がした。振り返ってみると、
 「ぁ、美希~おはよっ☆」
 「こっちだよ~体育館。」

 この子は岡山美希。大親友なんだ。小学校の時から同じクラスでと~~~~~っても仲がいいの!

 「わぁー体育館もおっきぃー!」
 「でしょ?」
 何故か自慢げに美希は言った。
 「うん!小学校の倍くらいはありそう!」
 「いや、それは無いでしょ(笑)」
 「そうかな?」










  








 長~い校長先生(時に好調先生w)の話が終わり、それと同時に入学式も終わった。




 そして、クラスを書いてある紙が廊下に張り出された。1年生は全部で7クラスある。その中で大親友の美希となれる確率は7分の1・・・一緒のクラスになりたいけれど、なれるのだろうか。なれたとしたら“奇跡”としか、言いようが無い。



 「亜利沙何組ー?」
 「んーっと3組!」
 「ホントに!?ウチも3組だよーー」
 「えっ!?マヂ!?やった~~今年もヨロシク!」
 「こちらこそ!」



 見事私は美希と同じクラスになれました!
 
 私は、それだけでも“奇跡”と思っていたけど、“奇跡”と言う言葉を甘く見すぎてたのかもしれない。これからもっともっと“奇跡”を知ることになるー。
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