檻の中の姫
「ゴメンなさい。」





「まぁいい。


それより、俺がこの国に帰ってきたのだから結婚が早まった。


三日後だ。」





三日後・・・





「そ、そんなに早くなるの?」





ユリアはベリルとの結婚がイヤだった。





「イヤなのか?」





リベルは眉間に皺を寄せた。





「そ、そんなことないです。」





「明日から結婚式の準備だ!!」





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