жめぐり逢いж
「だって私、巳來のことずっと好きだったんだよ?」
「……はぁ?」
「ずっと…柚芽とか…巳來の相談とか乗ってきたけど!!もぅ限界なの…」
美優が…俺を?
いつから…?
「柚芽についてる巳來を見たときから…ずっと」
そんなの、嘘だ。
そんなのお構いなしに美優は話を続ける。
「でもね、もぅ我慢しなくていいんだって。柚芽は、愁斗と付き合うんだよ?」
「何……だよ…それ……」
「見てからのお楽しみ♪明日には、柚芽と愁斗が腕組んで登校してくると思うから…」
美優は怪しい笑みを浮かべていた。