リューベル王物語


恐らく、


リクがティアと違う学年にいたとしたら、


リクは必ずトップをとり続けていただろう。



それは、リクの成績が


「3位以下になったことがない」


ということが証明している。



この2人は王立アカデミーの歴史の中でも抜きん出ていた。



そんなリクも、


一度だけ王立アカデミーの試験でトップの成績を収めたことがある。



それは、


ティアが病欠のために試験を受けられなかった時のことで、


そのため、


このときの成績は2人の間では


「ノーカウント」


となっている。



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