同居ゲーム
「どーすんの。」
「あんた見て来なさいよ。」
「俺?」
あたし達は額を寄せ合い、話込んでいた。
まだ央が部屋から出てこないのだ。
さすがにだいぶ日が経っている。
「海斗、倒れてるかもだよ。」
「由宇希行けばいいじゃん。」
「男同士の方がいいに決まってりって。」
「誰が決めたんだよ。」
自分も男である岩谷さんはおとなしく身を引いている。
とばっちりが来ないように、大きな身体を小さくして。
十分目立つけど。
……まぁ、ここは
「柔和な海斗が適任だよ。」
美喜さんも隣で頷いている。
「、わかったよ。」
随分渋ったが、結局行ってくれる優しい海斗。
「お願いします。」
三つ指をつき、頭を下げる。
頭を掻き掻き、海斗はリビングを出て行った。