同居ゲーム
央~。



願いも虚しく、あたしは美喜さんに連行され、ソファーに座らされた。



何、何?とみんなも集まってくる。



「美喜さん、なにすんの?」


「海斗~。」



あたしは海斗に泣きついた。



「あたし、この髪型似合ってるよね?」


「は?」



いきなりのあたしの質問に海斗は口を開けた。



「ね、別に変えなくても、このまま学校に行っても変じゃないよね?」


「確かに変じゃないけど…。
ちょっと変えてみたら?」



海斗はアドバイス、イメチェンのアドバイスとして言ってくれたんだろうけど…。



「だよねぇ?」



美喜さんは上機嫌。



いい実験台になってしまったあたし。



あたし、結構地味な女の子なのに。




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