スキ☆キス
 


いつもの帰り

いつも通り一人で歩いていると

前方に一琉とクミタンを発見!


仲良さそうに話している二人を見て、なんだ仲直りしたんじゃんなんて思いながら

私は二人に声をかけた。



「ねぇねぇ!いっしょに帰ろー!!」



後ろから二人の肩をポンと叩く



「あ!エリリンだ」

「…………」



クミタンはにっこり笑っていて

だけど一琉はなぜか複雑な表情をしていた。



「なに?どしたの一琉」

「…別に、なんでもねーよ」



そう言って少し前を歩く



「へんなのー」

「きっとトイレ我慢してるんだよ
学校でするのが恥ずかしいタイプの人なんじゃない?」

「えー、意外と恥ずかしがりやさん?」



私とクミタンがコソコソと話していると一琉はこちらを振り返って叫んだ。



「うるせぇなちげぇよ!!!」



わー、怒ったぁ



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