あなたの第2ボタンあたしの恋の行方
恋の始まり



あれは、中学2年生の時。



若葉がキラキラ太陽に反射して光る5月のこと。



「あ~あ、届かない~!!!どうしよう~??」


ぴょんぴょんと跳ねながらあたしは、そう呟く。


今日、日直のあたし。終わりの会が終わったから窓を閉めなきゃいけない。


同じ日直の男子は逃げちゃって…



仕方なく1人で頑張ってる。



周りのミンナは、見てみぬふりをして帰っていくし。



最悪…



そんなとき


< 1 / 20 >

この作品をシェア

pagetop