あなたの第2ボタンあたしの恋の行方
告白
それから、いろいろと香織にアドバイスを貰って、あたしは、加藤大貴くんに手紙を書いた。




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加藤大貴くんへ


突然、こんな手紙を書いて、ごめんね。
あたし、大貴くんの事が好きなの。
良かったら、卒業式の時に第2ボタン下さい。


柳下美波


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あたしは、それを下駄箱に入れた。










「香織は、誰かに第2ボタン貰う??」



「貰うよ~。彼氏に。」



「ああ、そっか。」



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