シークレットラブ



「ほんと、昔から素直じゃないな…壱也は」




「うっせー」




そう言った俺を鷹啓はいつものように笑った。




──数分後──





流依を迎えに行く車の中…



「なんでお前もいるんだよ!鷹啓!」



そう、なぜか鷹啓も車に乗っていて、にこにこと満足そうに俺の隣に座っていた。




「ん〜流依ちゃん目当て?」




「今すぐおりろ、車から!!」




「あ、もしかしてあのマンション〜?」




「人の話を聞け!」




こいつといると俺までおかしくなりそうだ…




俺は鷹啓が指差した流依のマンションを見た。




< 65 / 120 >

この作品をシェア

pagetop