恋道
夏希side


あの日以来、翔とは
口をきかなくなった。


、というより翔が
あたしを避けていて
話しかけれなかった。


何故か悲しかった。


「なんでよ…。」


すると真里が言ってきた


「ねえ夏希。
あんた翔の事どう思ってるの?」


翔の事…?


「翔は…ただの友達だよ。」

「じゃあ、なんで
あんた悲しい顔してんのよ。
そろそろ自分の気持ちに
気付いたら?」



自分の気持ち…?
あたしが翔に対する気持ち…


「自分の気持ちとか
分かんないよ…。」


「じゃあ分かるまで
ゆっくり考えな。」

そう言って真里は
教室から出ていった。



真里、
いったい何が言いたいの?




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