恋だったよね

放課後



放課後、4人は学校近くのファミレスに来ていた。




「ねぇ、一口ちょうだい」




「おい!俺のハンバーグ取るなよ!」





マヤはユウキのハンバーグを一口食べてしまった。




「いぃじゃん、一口ぐらい。全く、男のくせに小さいぞ!」





マヤは口を尖らせている。




「俺はな、ハンバーグが好きなんだ!」




ユウキは興奮している。




「…その顔でハンバーグ…」




ハルトがぼそっと言った。
でも、ユウキは聞き逃さなかった。




「ハルト、今何て言った!?」





「ちょっと、ユウキ君落ち着いて…」




ミナがなだめる。




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