恋だったよね


「俺は何も知らない。もう帰っていいですか?」




ユウキは出ようとする。




「待て。どうせお前がやったんだろ。素直に言ったらどうだ」




ユウキは振り返り先生を殴ろうとした。




「そんな奴じゃない!ユウキはそんな奴じゃないよ!」




ユウキの目の前にマヤの姿。
マヤは先生に詰め寄っている。




「先生、今のユウキはそんな奴じゃない、謝ってよ!」




マヤの勢いに押され、すまなかったと一言だけ言い先生は出て行った。




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