蒼い瞳の君達へ~ last blue eye ~

優しい時間

部屋に入りソファーに座り抱きしめた

「嫌なら…言って」

と言いながら俺は緊張していた


心の中では
俺を嫌いにならないで…拒絶しないでと叫んでいる


返事のない彩花にそっと手をのせて顔を近づけた


大きな瞳、ぷくっとした唇


そっとそっと…


唇を合わせた
< 92 / 339 >

この作品をシェア

pagetop