またあなたに逢いたくて...

思いを受けて...

････私はゆっくりと目を開け前世の世界から戻ってきた

案の定私の顔は涙でぐしょぐしょだった

それに、手首を捕まれた時の感触がまだ残っている

最初は幸せだったとはいえ、幼くして父を亡くし、誘拐されひどい目にあい、自分も死んでしまうという...

あまりにもひどい...

あんなに優しい父とあんな別れ方したら来世でまた会いたいと思うのもむりないよね

それに、あのお父さんはやっぱりスンウくんだったし

やっと会えたと思ったのはそこだったんだなぁ

さて、これからどうなるのやら...



〜あれから数日後〜

私はまだ自分とリーナをコントロールすることが出来ず、夜私の体は彼女のものになり、気が済むまでずっと泣いている

「ふぁ〜...ねむっ...夜は寝かせてほしいな〜」

『ねえ〜、おとーさんにあいたいの！』

「･･･････」

『ねえ〜あいにいこ〜よ〜！あいたいあいたいあいたいあいたいあいたい！』

「･････････」


え〜この間前世の一部始終を視てから何故かここ何日か前世のリーナさんが話しかけてきます

何故私に話しかける！？

確かに昼間の体は私のだけどさ！

いや、そうじゃなくて！

私にどうしろと！？