夢信号



「ん・・?!」


利き手の右手が熱くなる。

慌てて目を開け、熱くなった右手に目をやる。


「ま、まじ・・・?」



右手に握られていたのは、先ほど強く念じていた箒。


「や、やったーっ!」


あたしは嬉しさのあまり、背の丈程あろう箒を高々と上げた。



次の瞬間・・・



「うぎゅぇぇぇぇえええ!!!」



と、飛んだ・・・!!


と言うよりも、完全に箒に連れ回され・・・いや飛び回されてる?!


箒にまたがって優雅に飛ぶとゆう理想。

現実は、箒の柄を両手で必死に掴み、体は宙ぶらりん。


「あーわわわわわーっ!!」


地上がどんどん遠くなっていく。


・・・てかこのままじゃ振り落とされる!

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