死のトランプGAME

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「未来から来た事を証明できるか?」
「はぁ?」

一週間前から泊まりにきている唐木 陽一が唐突に口を開いた。

陽一はインターネットをしながら茶髪のつんつんとした髪を指に絡めている。

部屋の主である川原 圭介は、そんな唐突な質問が理解できなかった。

「クイズだよクイズ!未来から来たと証明しろって。俺が、圭介を未来から来た人だと判断したらお前の勝ちだ。」

陽一は、やっとパソコンの画面から目線を外し、圭介を見た。

圭介はベッドから起き上がって、足の踏み場も無いほどちらかった床へ足をつける。

考えて、頭を抱えている圭介を見た陽一はにやりと笑う。

陽一がやっと、圭介にもわからない問題を見つけることができた、そう喜んでいるように見えた。

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