♂好き×嫌い♀



『では、一番始めの人たちスタートしてくださーい。
帰って来れることを願ってるよ』


そ、そんなこと言わないでよー…泣


あたしが小さくなって震えている間にも、刻一刻と時間は迫ってくる。


戻ってきた人はみんな、

「怖かったねー」

とか

「リアルだったね」

などと、口々に言っている。


あの雅でさえもびっくりしていた。


みんながそんななのに、あたしが耐えられるわけがない。



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