きっとここで君に出会うために




朝、目を覚ましたら汗とかで体が気持ち悪かった。



せめて服だけでも着替えればよかった。



仕方ない。

時間ないけどシャワーを浴びよう。




下に行くとお父さんとお母さんがご飯を食べていた。


「おはよう。またそのまま寝たのね。早くしないと遅刻するわよ」



お母さんがお父さんにご飯茶碗を渡しながら話しかける。



あたしはただ頷いて風呂場に向かった。




頭から熱いシャワーを浴びる。

黒い感情も一緒に流れていった気がした。




これで今日も頑張れる。



今日も笑える。








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