きっとここで君に出会うために




「ありがと‥‥」


ボソッっと発したあたしの音を聞いてうんうんって頷いてくれた。



なんかね幸せだよ。



そう思えるときはそんなに多くないんだと思う。


幸せに気づくことなんて滅多に出来なくて、

いつもの日常に隠れた幸せに気づくことは難しい。


そんななかで幸せを感じられるのは凄い嬉しい。



「ふふふ」


なんだか笑いが込み上げてきた。


あいつの腕がプルプル震えてたから。



勢いで持ち上げたけど耐え切れなくなったらしい。


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