重なる拳~夕陽の約束~
「あぁ…そうだろうな!!恐らくまもりの時の復讐だろうな…」



「なら、奴ら直接叩きに行くか?」



と亮が言った…






だが、



「わりぃがおめぇらは関わんない方がいい…奴らの狙いはあくまで俺と暁だけだ」



俺は亮たち三人を巻き込ませないためにと思って言った




だが…





「はぁ?何だと?雄輔?」





「だから、おめぇらは関わるなって言ってんだよ!!」







「んだと?てめぇ?何が関わんない方がいいだぁ?俺らはダチだろうが!!おめぇが笑ってる時は一緒に笑いたいし、おめぇが苦しんでる時は一緒にその苦しみ乗り越えてぇんだよ!!」


ズーーーン…





今、亮の言葉が俺の心に重くのしかかった…







「雄輔のいいたいことはわかるが、ひでぇ…」




「おめぇが良かれと思っててもよ俺らからしたらありがた迷惑だ…」





と言い、亮たち三人は帰ってしまった…
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